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転職初日!失敗しないための事前準備・気をつけるポイントまとめ

 転職初日は緊張するものですよね。特に初めての転職の場合。筆者は昨年後半に、新卒から長らく勤めていたコンサル会社を退職し、外資系メーカーに転職しました。なんとかやってこれましたので、経験を踏まえ、転職初日のための事前準備、気をつけるポイントを解説したいと思います。

 コンサルをやっていた頃は、よく「問題認識→原因特定→解決策立案→解決策実施→結果評価」のフレームワークを利用して問題解決していましたので、今回も同じアプローチでいきます。転職初日に対してなんとなくソワソワする・不安があるという現象に対して、背後の原因となる主要な「不安ポイント」を5つ挙げて、解消方法を1つずつ書いていきます。

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不安ポイント1:遅刻

出社場所・時間を前日までに確認

 人事がちゃんとしている会社であれば、出社日までに、初日の出社場所・時間を連絡してくれます。もし連絡が来ない場合、自分から確認するようにしましょう。

 勝手に始業時間の10分前に行けばいいかと思うのが危険で、というのは、各社独特な勤務スタイルがあるかもしれません。始業1時間前に全員が揃っている職場もあれば、スーパーフレックス制度の関係で、始業時間にほとんど誰もいない職場もあります。みんな仕事を始めている中で、自分一人だけ遅れてくるのも気まずいし、かといって、みんなが来る前に到着してしまったら、行き場に困ります。ちゃんと確認するようにしましょう。

 転職先は面接で訪れたことがあるでしょうが、初日はオリエンテーションに使われることが多いので、必ずしも面接と同じ場所とは限らないです。特に大きい会社の場合、たくさんの事業所がありますし、中途入社の人数が多い場合、外部施設を借りてオリエンテーションすることもあるので、要注意です。

絶対寝坊しないように対策を打つ

 退職から入社までしばらく休みをとっている場合、休み中は朝起きる時間が遅かったりしますので(筆者は日本にいながら、ほぼアメリカ時間で生活するという自由すぎる日々を送っていました)、寝坊リスクが高いので要注意です。

 実際のところ、緊張感から最初のアラームが鳴った途端パッと起き上がりました。けれども、こういった対策を打った方が安心ですね。

 筆者は、携帯アラーム15分おきに5個程度、目覚まし時計1個、あとは同居人に起こしてもらうように頼んでおいた。

通勤ルートを事前確認して、電車遅延も考慮して早めに家を出る

 初日はたとえ電車遅延に遭っても、遅刻は避けたいものです。遅延証明書を持って行っても、失敗に言い訳が多い人と思われるだけで、印象が悪いことに変わりがありません。

 筆者は早めに家を出て、会社近くのカフェでコーヒーを飲みながら、頭の整理をしたり、自己紹介の内容を考えたりしていました。直接会社へ向かうより、かなり落ち着くことができましたので、おすすめです。

不安ポイント2: 服装・持ち物

初日はやはりスーツがおすすめ

 普段スーツで勤務する会社なら、特に服装で悩むことがないですが、ビジネスカジュアルや私服勤務の会社に転職した場合、初日の服装に悩みますよね。

 筆者が転職した会社は、本社勤務の場合は基本ビジネスカジュアルと人事から説明されましたが、初日はやはり上下セットのスーツで行きました。その方が自分の気持ちとしてはビシッとするし、今日からここで働きます!みたいな区切り感があってよかったです。

 みんながビジネスカジュアルの中、自分だけがスーツで浮いてしまう心配もあるでしょうが、実際ジャケットを脱げばそんなに浮かないし、1日目ということで、みんなもわかってくれます。みんながきっちりしているのに対して、自分だけがカジュアルすぎるほうが、圧倒的に居づらいと思います。

 初日はスーツで行って、まわりの雰囲気をみて、翌日以降から合わせるようにしましょう。

 ただ、上で言っていることは、あくまでも”いわゆる普通の会社”の場合で、ネットベンチャーのようなTシャツ・ジーパンで勤務する会社は別です。それでも、筆者なら初日はおしゃれ目なジャケットでいきたいところですね。

清潔感重視

 人に与える第一印象は、表情や声もあるでしょうが、圧倒的に大きな割合を占めるのは見た目でしょう。イケメン・美女である必要はないが、服にシワ・ヨレがないか、靴が汚れていないか、髪の乱れがないか、チェックしましょう。

 また、臭い人と思われないように、においにも注意しましょう。

筆記用具を忘れずに

 初日は何かとメモすることが多いので、筆記用具を忘れずに持っていきましょう。筆者はコンサルの新人時代には、人の話を聞くときは必ずメモを取るようにと叩き込まれました。みんな忙しい中で説明してくれているのだから、一度聞いたことに関して、「忘れましたので、もう一度教えてもらえますか」ともう一度質問するのは、とてもありえないことでしたし、自身の評価を一気に下げるような行為でした。その癖でしょうが、今でも人の話を聞くとき、重要なポイントは忘れないように、記憶だけに頼らず、キーワード程度だけでも文字に残すようにしています。

 筆者は普段PCで作業して、メモも基本的にスマホですが、転職先でいろんな年代の方と接します。スマホでメモを取ることをよしとしない年代の方もいることを想定して、ペンと小さいメモ帳を持って行きました。なんとなくですが、スマホを触っていたら遊んでいるように見えて、メモ帳にペンで書き込むほうが真面目に見える世の中ですからね。

不安ポイント3:  挨拶・自己紹介

自己紹介の準備

 初日は必ず自己紹介を求められますので、事前準備をしましょう。パターンは基本的に2つです。一つはみんなの前で自己紹介することで、もう一つは1対1で挨拶する際の自己紹介です。前者は1分間程度のスピーチを想定すればよくて、後者は名前を言う程度でしょう。

 筆者の場合、まずは、同日入社の中途社員合同のオリエンテーションでしたので、全員の前で自己紹介です。ここで意識したのは、簡潔でありながら、みんなに自分を理解してもらうためのポイントをたくさん盛り込むことでした。名前・前職の仕事・この会社でやりたい仕事、それから、親近感を持たせるために出身地と趣味も加えて、全部で1分間話しました。

 オリエンテーション後に自身の部署に移動した後、部署内で自己紹介でした。朝礼のようなみんなが集まる場ですることも多いようですが、筆者の場合、部署は10人程度ですし、時間も夕方でしたので、上司とともに一人一人に回って、自己紹介するという例外な形でした。「本日からお世話になりますXXと申します。これからXXを担当する予定です。よろしくお願い致します」程度の会話しかしませんでしたが、相手の名前と担当業務をなるべく覚えるようにしました。

他人の自己紹介を聞き、覚えることも大切

 初日は自身の自己紹介で精一杯でしょうが、他人の話をきちんと聞いて、覚えることは意外と大切です。新しい組織に入ったばかりの時、人にやり方を教えてもらうことが多いので、「XXさんはXXの業務をしている」を覚えておくと、後で楽です。また、なるべく早くみんなの顔と名前を一致させたほうがいいですね。

 筆者は同日入社の全員で合同オリエンテーションだったので、他部署の人の自己紹介を聞くこともできました。新卒でない場合、自分の部署以外のつながりはなかなか作れないので、ここで他の人の自己紹介をちゃんと聞いて、メモして、話しかけるようにしました。

 意識していない人が多いですが、実は、入社して間もない時は、最もコネクションを作りやすい時期です。長らく勤めている会社の中では、話しかけたい人がいても、きっかけを見つけるのが難しかったりします。しかし、入社間もないなら、「私は最近入社したばかりで、わからないことが多いですが、少し教えていただけますか?」と会話が自然に成り立ちます。一度話したことがある相手なら、今後何か頼みごとがある時に話しかけやすいです。皆さん是非「入社間もない」という武器を使って、たくさんの人に声をかけ、コネクションを作っていただければと思います。

一回自己紹介しただけで、みんなが覚えてくれると期待しないほうがいい

 ここまで「自己紹介を準備しましょう!」とさんざん書いて、今これを言うのは怒られるかもしれませんが、現実は残念ながらそうです。というのは、筆者の実体験で、後で部署の人とランチに行ったり、飲みに行ったりして、XXさんは前職で何をしていたんですか?と99%聞かれました。覚えてないじゃないか!と若干がっかりしましたが、飲みの場はしゃべる時間がふんだんにあるので、最初の自己紹介よりもう少し詳しい話をして、みんなと仲良くするチャンスにしました。

 自己紹介は、実はみんなそんなに真面目に聞いていないし、覚えていないです。最初の自己紹介より、後日のコミュニケーションが相互理解の鍵ですね!

不安ポイント4: 新しい環境に溶け込めるか、という不安

業務能力を評価されると、自然と環境に溶け込む

 仕事をする上で、性格・キャラがいいことに越したいことはないですが、「仕事ができる人が評価される・尊敬される」というのが基本的な原則です(もしあなたが働いている会社がこうでなければ、早く辞めることをおすすめします。その場合、こちらも参考になります: まずは転職サイト登録!転職活動は準備が大事)。

 ゆえに、新しい環境に溶け込む最高の手段は、早く「仕事ができる人」と評価されることに尽きると筆者が思います。

※「能力は高いけど、いつも意地悪で、コミュニケーション能力が低い」という人は間違いなくいますが、個人プレイで済む仕事はそんな多くないので、人の協力を得られなければ「仕事ができる人」自体になれないので、カウントしていません。

 業務のことは入社してから覚えればいいですが、同僚の話についていけるように、事前知識が必要です。また、雑談ネタとしても必要でしょう。

 面接の段階で、業界の特徴、会社の事業に関して、しっかり理解していたはずなので、入社までに復習・勉強して、最新ニュースを仕入れる程度で問題ないでしょう。新製品を出したとか、四半期決算の結果が出たとか、事前に把握するようにしましょう。また、業界のニュースもチェックしましょう。規模大きめの会社なら、ホームページに載っていますので、自社・競合他者のホームページを確認すれば最低限のことがわかります。

 前職退職から入社までしばらく休みをとっている場合、仕事のセンスは間違いなく鈍るので、きっちりと調子を戻すようにしましょう。これは頭でわかっていながら、実行が難しいところですね(筆者はそうでした。。)

前職のことばかり語るのはやめましょう

 新しい会社で、業務の進め方が前職と異なることは多々あるでしょう。筆者のおすすめは、まず新しい職場のやり方を理解して、一旦従ってやってみることです。「前職はこのやり方ではなかった」という言葉は、間違っても言わないようにしましょう。あなたにとっての新しい環境ですが、みんなにとってはいつもの仕事です。「前職のやり方がよければ、この会社に来なくてもいいのに」と顰蹙を買わないように、意見が違っても、言葉を選びましょう。もちろん、慣れてから、「こうやった方がもっといいです」と提案するのは全然アリで、したほうがいいです。

どう思われるかを気にするより、仕事に集中すべき

 新しい環境に入ったばかりの頃、どうしても人の態度に敏感になりがちです。「あの人に嫌われたかも」「さっきの態度は素っ気なかったなあ」と思う時もあるでしょう。そんなとき、筆者はこう思って仕事に集中するようにしています:自分は遊びにきているじゃなくて、お金をもらうために仕事をしにきている。それに、会社に座っている時間はお金が払われているので、仕事に集中すべき!

 実際、人間の気分はよくわからないもので、「嫌われた!」と思っても、後で自分の考えすぎだと判明したり、相手の気分が自分で直ったりするので、人の態度で一喜一憂するのが本当に時間の無駄で、どう思われているかを過度に気にしないほうが賢明です。

不安ポイント5: 試用期間を無事通過できるか、という不安

実はほぼみんな試用期間を無事通過できる

 中途採用の場合、大体の会社は3-6ヶ月間の試用期間を設けます。試用期間中に、仕事ができないと判断され、首を切られるではないかと心配する方も多いでしょう。

 正直に言うと、余程のことがない限り、試用期間でクビになることはないです。理由は、人手が足りないために採用しているので、採用・トレーニングを経て、新しい人が業務を回せるようになるまで、3か月から半年程度の時間を要するので、人手が足りていない現場としては、あなたをクビにしたら困るはずです。

 更に、試用期間を通過できないような人を採用したこと自体、失敗です。あなたをクビにしたことは、つまり、採用した上司の無能を認めることになるので、上司はきっとあなたをクビにしたくないです。(ただ、現場に迷惑をかけっぱないしで、時間と労力をかけても、別の人を探した方が良いと思われるほどひどかったら、この限りではないです。レアケース中のレアケースですが)

試用期間に限らず、担当業務で信頼される人を目指しましょう

 でも、やはり気持ちとしては100%安心できないのは理解できます。筆者自身もそうでした。

 心配であれば、試用期間までに、もし私がいなくなったら、この業務は回らないよ というぐらいに頑張って、自分の存在感と居場所を作ればいいです。試用期間が終わっても、会社で成果を出し続けなければなりませんので、長期的な目で見て、担当業務で信頼される人になるために努力すればよいです。

最後に

 ここまで読んで、転職初日への不安は少し解消されましたでしょうか?皆さんの初日が最高な1日になることをお祈り致します。

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